中国語と関西弁と歌
2019年02月13日 [うたばなし]
先日、カフェにて、
近くに座っていた女性二人組の会話が聞こえてきたのですが、イントネーションや声のトーンから中国人の会話かな?と思ったのですが
よくよく聞いてみると、関西弁を話していたのです。
すぐ隣の席というわけでは無かったので、なんとなくしか聞こえていなかったというのもありますが、もしかして、関西弁と中国語って似てるのかな?と思い、さっそくネットで「関西弁 中国語」と検索すると、いろいろ出てきました。
中国語の発音は「四声」という「声調(声のトーン)」を使っており、声の高低、上がり下がりによって、意味を変えるということなのですが、関西弁にもこの「四声」が当てはまるとのことでした。
「四声」というのは、音の動きで簡単に言うと 一声が高音から高音 二声が中音から高音 三声が低音から高音 四声が高音から低音 だそうです。で、これを関西弁の言葉に当てはめると以下のようになるそうです。
一声 「血ぃ、出た!」 の 「血ぃ」 (高→高)
二声 「ちょっと、手ぇ、貸して!」 の「手ぇ」(中→高)
三声 「目ぇ、痛い!」の「目ぇ」(低→高)
四声 「歯ぁ、抜けた!」の「歯ぁ」(高→低)
僕はネイティブは北海道弁ですが、なんとなくニュアンスわかりますねぇ。関西の方でしたら、一発でわかると思います。
ということで、関西弁と中国語は発音的に似ていて、僕が聞き間違いたのも、ある意味正しかったのでは?と。
さらに考えると、関西弁は言葉の母音の部分を伸ばしてそれに音程をつけているというのがわかります。母音の動きに音程をつけるってのは、歌で言ったら、「しゃくり」であったり、「こぶし」であったり、「ビブラート」であったり、そういった表現になってきます。
わかりやすいのは、上の例の二声とか三声は完全に「しゃくり」ですよね。
つまり、関西弁は喋りの中に歌の表現が含まれている、と言っても良いような気がします。
近くに座っていた女性二人組の会話が聞こえてきたのですが、イントネーションや声のトーンから中国人の会話かな?と思ったのですが
よくよく聞いてみると、関西弁を話していたのです。
すぐ隣の席というわけでは無かったので、なんとなくしか聞こえていなかったというのもありますが、もしかして、関西弁と中国語って似てるのかな?と思い、さっそくネットで「関西弁 中国語」と検索すると、いろいろ出てきました。
中国語の発音は「四声」という「声調(声のトーン)」を使っており、声の高低、上がり下がりによって、意味を変えるということなのですが、関西弁にもこの「四声」が当てはまるとのことでした。
「四声」というのは、音の動きで簡単に言うと 一声が高音から高音 二声が中音から高音 三声が低音から高音 四声が高音から低音 だそうです。で、これを関西弁の言葉に当てはめると以下のようになるそうです。
一声 「血ぃ、出た!」 の 「血ぃ」 (高→高)
二声 「ちょっと、手ぇ、貸して!」 の「手ぇ」(中→高)
三声 「目ぇ、痛い!」の「目ぇ」(低→高)
四声 「歯ぁ、抜けた!」の「歯ぁ」(高→低)
僕はネイティブは北海道弁ですが、なんとなくニュアンスわかりますねぇ。関西の方でしたら、一発でわかると思います。
ということで、関西弁と中国語は発音的に似ていて、僕が聞き間違いたのも、ある意味正しかったのでは?と。
さらに考えると、関西弁は言葉の母音の部分を伸ばしてそれに音程をつけているというのがわかります。母音の動きに音程をつけるってのは、歌で言ったら、「しゃくり」であったり、「こぶし」であったり、「ビブラート」であったり、そういった表現になってきます。
わかりやすいのは、上の例の二声とか三声は完全に「しゃくり」ですよね。
つまり、関西弁は喋りの中に歌の表現が含まれている、と言っても良いような気がします。