語尾を丁寧に
2016年12月09日 [シンギングテクニック]
「語尾を丁寧に歌う」ことが歌をうまく聴かせるための重要ポイントになります。語尾とは言葉の終わりの部分ですが、曲でいうとフレーズの最後の部分ということになります。
語尾をのばして終わらせる場合は、まずはまっすぐキープするというのが基本になります。そして、のばした後の「切り際(音の終わり)」を意識するのが大事です。とりあえずは、切り際をスパッと終わらせてみましょう。意識していないと、なんとなくふわっと終わってしまったりして、意外と難しいかもしれません。音を終わらせる時に口を閉じて終わらせてしまうと突然ブツッと切れてしまい、響きが残りません。口を開けたまま、音だけ終わらせることができると、響きの余韻が残ります。
切り際までしっかりと歌うと、その後のブレスもはっきりし、さらに次のフレーズの頭の入りが良くなる、といった感じで流れができてきます。
このまっすぐのばして終わることが、いろいろな表現につながってきます。語尾を抜く(弱くする)とか、逆にふくらます(強くする)とか、ビブラートをかけたりなど。
ただ、抜きやふくらましなどの表現ができなかったとしても、語尾を「意識」して歌うということだけで、歌はだいぶ変わってくるはずです。
うまい歌い手は語尾の処理のしかたが上手で、自分のやり方を持っています。プロの歌手が歌っているのを語尾を意識して聴いてみてください。いろいろな表現を入れながら、丁寧に歌っていることがわかると思います。
語尾を意識して歌うことで、自分の歌をワンランクアップさせましょう!
語尾をのばして終わらせる場合は、まずはまっすぐキープするというのが基本になります。そして、のばした後の「切り際(音の終わり)」を意識するのが大事です。とりあえずは、切り際をスパッと終わらせてみましょう。意識していないと、なんとなくふわっと終わってしまったりして、意外と難しいかもしれません。音を終わらせる時に口を閉じて終わらせてしまうと突然ブツッと切れてしまい、響きが残りません。口を開けたまま、音だけ終わらせることができると、響きの余韻が残ります。
切り際までしっかりと歌うと、その後のブレスもはっきりし、さらに次のフレーズの頭の入りが良くなる、といった感じで流れができてきます。
このまっすぐのばして終わることが、いろいろな表現につながってきます。語尾を抜く(弱くする)とか、逆にふくらます(強くする)とか、ビブラートをかけたりなど。
ただ、抜きやふくらましなどの表現ができなかったとしても、語尾を「意識」して歌うということだけで、歌はだいぶ変わってくるはずです。
うまい歌い手は語尾の処理のしかたが上手で、自分のやり方を持っています。プロの歌手が歌っているのを語尾を意識して聴いてみてください。いろいろな表現を入れながら、丁寧に歌っていることがわかると思います。
語尾を意識して歌うことで、自分の歌をワンランクアップさせましょう!